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第11回 飯塚姉妹 議事録

日時:2021年6月17日(木) 20:15~21:15
場所:ふれあい歯科ごとう・オンライン開催(ZOOM)
参加:吉川先生(島根県・歯科医師)、前田先生(島根県・歯科医師)、佐久間先生(島根県・歯科衛生士)、江角先生(島根県・歯科衛生士)、松岡先生(東京都・歯科医師)、増田先生(東京都・看護師)、梅野先生(大阪府・看護師)、澤田先生(大阪府・理学療法士)、蛯名先生、五島先生、藤巻先生、飯塚、野村

① 前回の振り返り
ご自宅にてご逝去。最後まで経口摂取していたが、歯科診療の介入があればより安楽に過ごすことができた可能性あり。今後の課題として早期に歯科診療介入を促していく。
② 今回の症例検討
S:歯が抜けた。
基礎疾患:1型糖尿病、認知症

糖尿病と歯周病に関連性について
・1型糖尿病の場合は歯周病との関連性は低く、歯周病の改善が糖尿病の改善につながる可能性
は低い。

  歯周病の判断
・看護師には判断は難しい。→早期に歯科通院もしくは訪問歯科診療に繋げる必要あり。
 
歯科衛生士の歯周病ケア
 ・歯石除去
 ・ブラッシング指導
 ・プラスαで可能であれば洗口剤等も使用するが、まずが歯磨きの習慣をつけることが大切。

歯科医師のケア
 ・家で日々どれだけ口腔ケアができるかが重要で、医師の診察頻度はひとそれぞれ。
 ・進行度・活動度+生活の質で診察頻度を判断する。
 ・歯周病と糖尿病の関連性が注目されているなか、予防目的の依頼はほぼないのが現実。
 ・予防から改善に繋げるケアはとても難しく、本人のニーズと医療者の思いが一致しないことも多々。

→歯科医科連携の重要性
→介護職の口腔ケアへの認識の変化が必要

◆次回(予定) 第12回飯塚姉妹 2021年7月15日(木) 20時15分~ オンライン開催

議事録作成:訪問看護ステーションやごころ 野村
議事録確認者:飯塚姉妹

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