<日時>2020年10月26日 19:00~20:20
<場所>ハイブリット開催(ふれあい歯科ごとう、Zoomオンライン開催)
<出席>五島先生(ふれあい歯科ごとう)、奥山様(ふれあい歯科ごとう管理栄養士)、稲山様(翔舞会)、村田様(ライフデリ)、藤崎(日本介護食品協議会)、鈴木(ヤヨイサンフーズ)、三好(アサヒグループ食品)、木田(マルハニチロ)、石場・阪元(明治)、的場(ハウス食品)、(敬称略)
<議事録作成>ハウス食品→アサヒグループ食品→マルハニチロ→ヤヨイサンフーズ→明治
■メンバー交代
・明治:石場→阪元 担当変更によりURUZO!参加メンバーの交代。
■コロナ禍以降の現在のWG状況(五島先生)
・ほぼ全て再開しており、ハイブリット前提だが、集合形式も徐々に開催可能となってきている。
■JR東京総合病院様へのサンプルセットについて
- 2月サンプルセット発送・アンケート結果を取組の評価としていたが、コロナ禍以降確認できていない。
→南先生に確認(藤崎)。
■サンプルセットの今後の利用について
- 病院栄養士を対象とした東京都栄養士会への介入として、エイヨ!で議題にあげて頂き、URUZO!で東京都栄養士会への訪問を企画する(藤崎、的場で対応)予定だったが、コロナ禍以降、ストップ状態。
- 稲山様へのサンプリングは3区分3個ずつ用意し、2セット配布しアンケート1通返答あり。
■障がい者への取組に関する継続課題の検討
- NPO法人こつこつ佐々木副理事長より「重症心身障害児(者)の摂食嚥下と食事ケア」ご紹介頂き、料理教室のご提案を頂いた。こつこつ+重症心身障害児専門の先生(小児歯科)で障害者の食悩み解決検討の新WGを立ち上げ、その中でメーカーとして関与していくとしていたが、WG立ち上げにもう少し時間を要す為、立ち上がり次第検討開始する。
■今後のテーマ検討
●今後のビジョン(五島先生)
- 介護食品が世の中に広まってほしい。→拡散できる方法を検討したい。
- 例えば、便利なYouTubeで実際にユニバーサルデザインフードの商品自体を露出できる方法(コマーシャル・実演など→便利さ、おいしさ、食べる方の意見(「どれを選んだらよいか」へのアンサーなど)、専門職をフィーチャーした切口で伝えるなど)。
●ご意見
- メーカーの人間が、自分達の商品を案内するのは、コンプライアンス上対応は難しく、やるとしても管理部門の確認が必要。また、メーカーの説明では説得性に欠けるので、第三者、特に専門職が紹介し、その中でメーカー商品を扱う方法の方がよい。
- 専門職は介護食品を選択できる、訪問管理栄養士などが案内できれば説得性が出る。
- 奥村さんのYouTube(介護食系)で、一般の方とライブでやり取りができる。
- 料理芸人・クック井上を起用する(栄養と食事の番組で、アレンジレシピイベント)
- 又、ルームハートという会社と組み、TOKYO LOCAL BASE(キッチン・イベントスペース保有のカフェでイベントやツール制作(コマーシャルや動画)ができる。共同制作なら実費のみで制作できる。社会貢献にも関与しているので、介護食のイベント等提案できる。
- 以前URUZO!で作成した家族一緒に食べるアレンジレシピを提案してはどうか? 要介護者が食べきれない時に、健常者のご家族が食べる時のアレンジとしても使える。
- 現在現場での活用が一番多いのは配食サービス(独居だとヘルパーの調理時間が取れない)。家族がいる場合は、家族が頑張ってミキサーにしていたりするが、全部がレトルト製品を使っている場合は、ほぼない。
- レトルト製品はレトルト臭(玉ねぎのようなにおい)が気になる(特に肉じゃが)。介護食より離乳食の方が自然な味覚となっている。
→介護食は、離乳食よりも完成料理に使いものが多く、ベビーフードより原材料は多い為、どうしても加熱ダメージが強くなる。レトルト臭のマスキング手法はほぼ保有なし。
- メディケアフーズ展(1/27~29)日本介護食品協議会業務用WGで、嚥下調整食向け献立を作成、料理デモを撮影し紹介するツールを作成中。同様に、可能な範囲で介護食クッキングチャンネルを作って配信してはどうか?
- 新食研のFacebookにアップすれば、会員が閲覧し、拡散は可能。
●今後の進め方
- 栄養士のお二人にまずURUZO!各社製品を試食頂き、製品を知ってもらった上で、今後の進め方を検討する。
→11月9日(月)管理栄養士会時に試食実施。サンプルを当日までに「ふれあい歯科ごとう奥村様」宛で各自送付対応。
*アサヒ・ハウス品は藤崎さんの手元の撮影残りサンプルを送付。
*マルハニチロ・明治はサンプル再送付。
*ヤヨイサンフーズは冷凍サンプルを適当量選択し、クール便当日着で送付。
*18年作成URUZO!アレンジレシピ送付(藤崎さん)。
■スクリーニングテストの仕切り直し
- コロナ禍でも介護現場は検討可能。JR東京総合病院サンプルセット評価も確認し、今後もUDF選び方のツール作成として、スクリーニングテストは検討していく。
■その他
- HPに議事録アップする際、WG風景やアイコンを一緒に提示していく。メーカーとしては大きく顔出しは好ましくないので、藤崎さんの方でアイコンを作成し送付。
■次回テーマ ・JR東京総合病院様へのサンプルセット進捗確認
・スクリーニングテストの仕切り直し
・新しい介護食品の普及活動検討
■次回 2020年11月30日(月)19:00~ハイブリット開催(Zoomオンライン会議)
議事録作成:ハウス食品(株)的場美紀子
議事録確認者:URUZO!
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