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第29回 飯塚姉妹 議事録
日時:2023年5月25日(木) 20:15~21:15
場所:ふれあい歯科ごとう・オンライン開催(ZOOM)
参加:吉川先生(島根県・歯科医師)、
前田先生(島根県・歯科医師)、
松本先生(埼玉県・歯科医師)、
丹藤先生(青森県・病院看護師)、
吉村先生(世田谷区・理学療法士)、
磯崎先生(東京都・介護福祉士)
坂野先生(山梨県・歯科衛生士)
梅野先生(大阪・看護師)
蛯名先生、五島先生、多川先生、飯塚、野村
<前回の振り返り>
50歳代男性 医療保険介入
現病:食道アカラシア
既往:高次機能障害、てんかん
家族:身寄りなく独居
食事:胃ろうからラコール半固形
排泄:おむつ
保清:訪問入浴(週1回)
看護:毎日
ヘルパー:毎日
訪問診療:月2回
<問題点>
経口摂取の希望強いが、疾患からスープ10口までの制限。
口腔ケア強く拒否、口腔ケアが行えない。
<検討>
・2人で介入できるなら1人が後ろから優しくホールド、もう1人が斜め横から口腔ケアしてみては。
・保湿剤をスプーンにつけ舐めさせるのも手かも。
<実際>
・1人がホールド、1人が口腔ケア→日によってむらはあるが少しずつできる日もあり。
・話かけ方の工夫
・リスパダールを上手く使っていく。
<今回の検討>
・家にあるものでできるケア
・とろみ剤の選び方
結構聞かれることが多いですが、みなさんの意見を聞かせてください!
<在宅でケアする際の注意・ポイント>
・家族やヘルパーがやるときに注意していることは
→体勢・姿勢、見にくいときはライトを使用
動ける人に関しては目線を合わせる
寝たきりの人にはベッドupはなるべく上げたいけど困難な場合は横向きにしてなるべく水分を使わずに
・意思疎通困難な方
→痛みの有無
→家族の方もしんどくないような姿勢を模索
→口の中を触られるのが嫌!痛みが原因だったか。
・うがいができるのかできないのか
→誤嚥するかしないか、うがいできないとなるとより警戒!
・ベッドサイドの準備、道具選び、導線、義歯の有無
・ベッドupは骨盤の位置が大事、姿勢を整えるときには注意を
・環境に合わせた指導、一緒にやってみる
・指を入れて見えるようにしてから
・座位かベッド上かによって大きく変わる
<家にあるものでできるケア>
・桶が主流?
→紙コップ(的を絞るのでリハビリにもなる)
→カップうどんの器+サランラップ・紙
・キッチンペーパーを四つ切して汚れ拭き取り用に
・作業用のライト(おでこに)、光の幅や当たる先に注意
・メガネにつけるライトもある(クリップライト)
<100均で使える口腔ケアグッズ>
・ライトは100均で十分
・適量図れる容器
<とろみ剤の選び方>
・でん粉系、キサンタンガム系、、、
・在宅で使うなら大袋で安いものを!
・とろみ入れて混ぜて「待つ!」、だまにならないように
→何を使うかよりもどう使うか、正しく使えるように指導するのが大事
◆次回(予定) 第30回飯塚姉妹 2023年 6月 29日(木) 20時15分~
議事録作成:訪問看護ステーションやごころ 野村
議事録確認者:飯塚
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