日時:2022年11月7日(月)19:00~20:20
場所:オンライン開催(ZOOM)
参加者:五島先生、高田先生(言語聴覚士・はなすたべるくらす舎 代表)、藤崎(日本介護食品協議会 事務局)、阪元(明治)、三好(アサヒグループ食品)、的場(ハウス食品)
<議事録作成> 明治→ハウス食品→アサヒグループ食品
■人事異動
・明治阪元氏人事異動の為、URUZO!への参加が本日で最後。後任不在。
■ユニバーサルデザインフード区分選択の目安フローチャート
・日本摂食嚥下リハビリテーション学会でのアンケ―トと日本在宅医療連合学会地域フォーラムでのアンケート調査結果共有
(※日本在宅医療連合学会は病院関係者が多く、特に管理栄養士が好感を持っていた、クリアファイルにスクリーニング表とアンケートを入れて配布)
【アンケート結果】 ※詳細は添付結果参照の事。
・A4サイズが文字も見やすい良い。
・使ってみたい、何枚もコピーして使いたい(特に管理栄養士は好意的な意見が多い)。
・紙質がクリアファイルに入れると取り出しにくく使いにくい。
・看護師は食よりも処置・ケアの方に関心がある様子だった。看護師は業務内容が多岐にわたるため、食支援に掛けられる時間が少ないのではないか?
・食支援テーマだと管理栄養士が多く集まるが、在宅現場に関わる人数が少ない。(五島先生談:在宅現場では看護師1000:管理栄養士1の割合。活動している訪問管理栄養士は全国100名もいないのでは?…東京50名、都市部40名、地方若干数)
・使い方の動画・4コマ漫画などの使い方の可視化したものがあると使い易いのではないか?
【日本在宅医療連合学会について】
・日本在宅医療連合学会には食品メーカーがほぼ出展していないが、管理栄養士や他職種の参加も多く、熱心な方が来場することが多い。24年大会は「食支援」を大きく打ち出したい、とのことで、今後食品の出展は注目される可能性が高い。
・22年大会…7/23~24日(神戸国際展示場)開催、約1,300名現地参加、2,900名参加登録。
・23年大会…23年6月24(土),25(日)(新潟朱鷺メッセ)開催予定。
・24年大会…日程場所未定。大会長:荻野美恵子先生(国際医療福祉大学医学部医学教育統括センター)が、より食支援を取り入れた内容にするとのお話しがあった。
→下記調査結果からも訪問看護師への新しいアプローチが必要と思われる。その中の一つとして日本在宅医療連合学会出展は在宅介護従事者への新しい認知促進になるのではないか? UDF出展も検討する(UDF普及委員会で検討)。
■訪問看護ステーション・訪問看護師への調査結果(途中経過)次回開催日について
・メディバンクス社からの調査報告会は、11月25日(金)15~17時Zoomで開催。
<結果ポイント抜粋>
・在宅介護の場で訪問看護師が食支援・食指導に関わっているケースが圧倒的に多く、介護度が高くなるにつれて関与は増加する。
・但し看護師業務は多岐にわたる為、食支援・食指導への知識は浅く、「患者に食べさせてみて食べられるかどうか判断する」ケースが多く危険を伴う。調査結果より専門職の中でもUDF理解度・認知度は低めではないかと推定。
・訪問看護ステーションは訪問患者が入院してしまうと収入が減る為、在宅で健康にいてほしい。UDF活用を広めること=良好な栄養状態で、在宅で健やかに生活してもらいたいという目的はお互い合致すると思われる。
・よってUDFの分かりやすさを活かし、認知促進が深まれば、在宅介護の場でUDFがもっと使われると仮説する。その為の効果的普及活動(冊子作成・セミナー・サンプリング等)をメディバンクス社と検討していく。
・【五島先生】分かっている部分もあるが面白いデータが集められた。データが使えるようにまとめてほしい。
・【高田先生】UDFを使うことに罪悪感を感じる(手抜き・加工食品使用などのネガティブイメージ)という意見があるが、ポジティブにUDFを使う色々なメリットが理解できると普及拡大につながるのではないか?
■今後のURUZO!活動について
・訪問看護師調査結果からの今後の普及活用検討はUDF普及委員会で行う。
・また結果考察を踏まえ、今後のURUZO!での活動内容テーマだしを行う。
■次回開催日について
・12月5日(月)19:00~予定 ふれあい歯科ごとう(リアル)+Zoomのハイブリット予定
・訪問看護師調査報告会動画視聴し、今後の活動についての意見交換実施
議事録作成者:ハウス食品株式会社 的場
議事録確認者:URUZO!
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