日時:2023年2月20日(月)19:00~20:00
場所:オンライン開催(ZOOM)
参加者:高田先生(言語聴覚士・はなすたべるくらす舎 代表)
藤崎(日本介護食品協議会 事務局)、三好(アサヒグループ食品)、的場(ハウス食品)
<議事録作成> ハウス食品→アサヒグループ食品
■訪問看護ステーション調査より次活動予定(メディバンクス社と今後実施)
<今後の動き>
・調査結果より、訪問看護ステーション通じ、訪問看護師へのUDF普及活動は認知促進につながる可能性があると協議会内で判断、今後メディバンクス社の提案をもとに販売促進につながるよう啓発事業を試みる。
・(案)セミナー→サンプリング→購入場所のご紹介等の実施で、効果測定等を行う。
・本件、日本介護食品協議会の普及事業として事業化させ、継続して普及活動を行っていく。
■新宿食支援研究会6月URUZO!勉強会テーマ案の検討
<意見交換>
●UDF商品の試食実施
(リアル参加・6月マスク外して試食も可能か?確認)
・UDF区分は理解していても、余り試食できておらず、体感できていないのではないか?
→UDFを意識してではなく、介護職食品としての試食が多く、区分別試食は差が分かりやすい。
●UDFの隠れた工夫など
・身近なダブルソフト(焼いたら規格外)もUDF取得しているというのも理解が深まり、面白い(意外なものにもUDFが付いている)。
・ペーストよりも常食に近いもの(UDF1容易にかめる~3舌でつぶせる)での工夫(具材のかたさ・大きさ・物性、等)
・UDFは具材のサイズが良い(IDDSI大きさ共通化…食道入口部開口サイズ最大1.1cmmmの為10mm角で丸のみできるとしている)。ムースや豆腐等で大きいものは、スライスで食べさせればよい。→UDFでは具材サイズを自主規格で決めておらず、あくまで各社の配慮の為、統一化されていない。
・規格の上限値に合わせるのではなく、特に歯ぐきでつぶせる・舌でつぶせる各区分内でもかたさの段階があり、チャレンジング小鉢のように設定できるのが良い。また具材によっても噛み切れるかたさが違う(椎茸は食べにくいとよく言われる)。
・「均質が良い・不均質が悪い」というイメージを払拭したい。人の持っている摂食機能を落とさない工夫がある(多少の不均質は食べる機能のステップアップにつながる)。
・高田先生の勉強会で、舌でつぶせる…フードケアふっくらおはぎ、歯ぐきでつぶせる…アサヒグループ食品ごはん製品 で試食比較しても、かなり差が分かった。
・スプーン傾けテストでスプーンから落ちる加減を見せるのも、食べさせ易さの工夫が分かる。
●UDF食品の味変、ちょっと一工夫
・いつも同じだと飽きるので、家にあるものでちょっとだけ味に変化を付けられる工夫があっても面白い。(実際の利用者もそのような工夫を行っている→粉チーズ、海苔、梅干しなどをトッピングして味変(インテージで実施した定性調査より))。
・おかゆが余った時に、ふりかけを使う場面が多いが、胡麻などの硬い具材で誤嚥しやすい。のりたま→海苔の佃煮にするなどの話でも良い。丸美屋ふりかけ製品(UDF拡張規格)の話もできる。
<勉強会(案)まとめ案>
(1)リアル開催
①UDFの現場での使われ方(高田先生のご講演)
・現場での活用方法
・カメルカでの硬さ測定
・企業で言えない事
・フローチャート説明→現場での活用に繋げる
②講演に合わせた試食実施(リアル)
(2)Zoom前提
①UDFの現場での使われ方(高田先生のご講演)…前段はリアル同じ
・現場での活用方法
・カメルカでの硬さ測定
・企業で言えない事
・フローチャート説明→現場での活用に繋げる
②講演に合わせた内容を物性が分かる動画で説明
・UDFの硬さ規格と製品のかたさ(スプーンで押しつぶす、スプーン傾ける、等)動画で物性が見れるようにする。
●日程(高田先生のご都合)→五島先生と日程確認する。
・リアル開催(週末):第一候補…6月3・4日、第二候補6月10・11日。
・Zoom開催(平日夜):水曜か月曜の夜は調整が比較的可能。
(現在、新食研事務局に日程等確認中)
■その他
●高田先生の学習会でフローチャート使用
・「軟化食品の嚥下リハビリ」セミナーでフローチャートを使用したい。
・事務局でPDF化データを高田先生に送付
●次回:第44回URUZO! 2023年3月27日(月)19時~(Zoom開催)
議事録作成者:ハウス食品株式会社 的場
議事録確認者:URUZO!
以上
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