第50回URUZO! 議事録
日 時:2023年12月11日(月) 19:00~20:30
場 所:ハイブリッド開催(ZOOM)
参加者:五島先生(ふれあい歯科ごとう)、高田先生(言語聴覚士・はなすたべるくらす舎代表)、
松本先生、長野さん((株)ONKURI)
藤崎(日本介護食品協議会)、的場(ハウスギャバン)、三好(アサヒグループ食品)
<議事録作成> アサヒグループ食品→ハウスギャバン
■訪問看護学会参加報告
・訪問看護STでは、食支援はあまり取り組まれていない状況。現状は、ST(ステーション)の運営や人材の育成等のテーマが多く見られた。
・在宅看護をどのように運営するか、また経営的に存続させるかがテーマの主となっていた。
■訪問看護ステーション普及活動内容
・11月サンプリング実施済、予定よりやや遅れているがグループインタビューを1月頃実施予定。
■新たな普及啓発活動検討(現状日本介護食品協議会実施以外の活動検討)
・来年度の診療報酬改定で、経口加算も改定対応となっている。
・退院時の退院サマリは、病院側からの一方通行となっている。
・在宅NSTは、地域によってアプローチ方法は変わる。病院、クリニック、介護施設など、NSTに積極的な施設が加算申請をすることとなる。
・在宅NSTに関連する加算は、単独診療型NST、在宅診療型NSTが算定加算になるかと思われるが、どの職種が判断するかはまだ情報がない。
・口腔機能向上加算に関わる1回/月のアセスメントにおける、口腔機能の維持・向上等の評価にUDF商品を活用可能性がある。施設で出ている食事では評価は難しいが、UDFであれば区分を基準として検査食のように使用できるのではないか。
・UDFの区分と口腔機能の相関(読み替え)を、UDF側が用意して周知することで、口腔機能向上加算の算定に活用もらえる。
・口腔機能向上加算のアセスメントとして、口腔清潔、唾液分泌、咀嚼嚥下、食事摂取が項目としてチェックされる。
・舌圧計(例:ペコパンダ)による測定値とUDFを組みわせて評価してはどうか。間接訓練(食べることはしない 例:パタカラ)のみと、直接訓練(食べ物を食べ訓練する)=UDFを使用の効果を検証してはどうか。
・一方で、舌圧計を持っている施設やクリニックは少ないと思われる。高いわりに、使用頻度は低い。
・回復期で嚥下に力を入れている病院に協力を仰ぐと良いかもしれない。退院時サマリにUDF区分を組み込んで、在宅における口腔機能向上加算の項目を確認して、評価でポイントとなるか確認したほうがよい。解説しているHPなどが参考になる。
・今後を見据えると、ただの商品紹介ではなく、各事業所のメリットとなるコンテンツを検討してみる。
・UDF区分と他の分類や食形態とのリンクさせることで、医療領域での理解が深まるのではないか。
・現在UDFが愛知学院大学と取組んでいる、フードスタディを応用した区分1~2の官能評価傾向の結果を活用できるかもしれない。
・UDF4区分に加え、更に食べにくい場合は「手元調理」等の工夫で、4区分+αの区分を作る工夫を検討してもいいかもしれない。
・検討キーワード…退院時サマリとUDF相関、舌圧とUDFの相関、手元調理による4区分間補完
日本介護食品協議会側で検討した上で、次回の第51回URUZO!打合せで検討。
■次回 第51回URUZO!
2024年2月5日(月)19:00~ オンライン開催
議事録作成者:アサヒグループ食品(株) 三好淳介
議事録確認者:URUZO!
Copyright © 食支援ポータル All rights reserved.