理想の食支援

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Nextに繋ぐために何ができるか!?

Next 臼井悠

 新宿食支援研究会ワーキンググループの1つの「新食研NEXT」(以下NEXT)は、35歳以下のメンバーで構成され、次世代の地域食支援を担う若手のグループです。そしてNEXTは、この9月に開催する「タベマチサミット」を見据え、全国の様々な地域で活躍されている食支援団体とWEB会議を行ってきました。

 会議の目的は、全国にいる次世代を期待される若手との交流でした。しかし、全国的に若手の参加は少なく、どの団体も課題の一つになっていることがわかりました。そこで、いくつかの食支援団体とWEB会議を経て、NEXTがたどり着いた答えは「若手を見つけるのが難しいなら、若手に見つけてもらおう!」ということでした。

 現在、NEXTのメンバーによるオンラインセミナーを行っており、全国の方とつながる機会があります。参加頂く方々にNEXTの勢いを見てもらい、「楽しそう!」「かっこいい!」「一緒に学びたい!」と思ってもらうことが重要で、熱意のある若手をそこで発掘していきます。そして、全国とネットワークのあるNEXTが、それぞれの地域の食支援団体につなぐ役割も担えます。これは、WEBセミナー等でのオンラインによるコミュニケーションが発達した今だからこそできることです。今後も、全国の団体とのWEB会議を継続し、さらに会議の視聴や配信も検討していきます。

 今回のWEB会議では各団体の取り組みを知ることができましたので簡単に紹介します。

 〈egaoプロジェクト:大阪〉地域住民へのアピールにはキャッチーで楽しいイベント

〈食べるを支援し隊:山形〉地域一体型NSTの理想形

〈多職種と共に食支援を考える会:八王子〉食に関わらない専門職はいない、皆で考えていくもの

〈秋田食介護研究会:秋田〉集中して学ぶ研修会と技術を広める仕組み

〈出雲在宅NST:島根〉IOTを使った多所属連携

〈神奈川県摂食嚥下リハ研究会:神奈川〉全県単位の大規模ネットワーク

〈はつかいち暮らしと看取りのサポーター:広島〉地域一帯で支える食支援

 どの団体も魅力的な取り組みばかりで、NEXTメンバーの意見でも新宿食支援研究会に取り入れたいという話になりましたが、すべてを取り入れるのは現実的ではありません。そこで、視点を変えて新宿の地域社会資源を調べてみると、新宿にも他の団体と似たような様々な取り組みがすでにあることがわかりました。実は、新しく立ち上げなくても、地域社会資源として各地域に存在しています。しかし、その地域社会資源も現状では広まっていないのが明らかなので、成功している地域からヒントを得て、今後、地域社会資源を活用し広めていく必要性があると思っています。

 NEXTの担う課題は、全国の団体が担う課題と変わりません。NEXTではなく、全国NEXTとして全国的なネットワークを築いていくことで、理想の食支援に近づけるのだと考えています。

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