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- 第12回 飯塚姉妹 議事録
日時:2021年7月15日(木) 20:15~21:15
場所:ふれあい歯科ごとう・オンライン開催(ZOOM)
参加:吉川先生(島根県・歯科医師)、前田先生(島根県・歯科医師)佐久間先生(島根県・歯科衛生士)、梅野先生(大阪府・看護師外来訪問診療)、佐藤先生(鹿児島・訪問看護)、中野先生(茨城県・ケアマネジャー)蛯名先生、五島先生、飯塚、野村
① 20:20~前回の振り返り
アルツハイマー型認知症、1型糖尿病
前回症例検討後歯科往診開始。
歯が2本抜けた。
・糖尿病と歯周病の関連性
・看護師の歯周病への関心の低さ
→1型の場合は歯周病の関連性は低い。
→看護師での歯周病の判断は難しい、早めに歯科につなぐ。
→ブラッシング指導、習慣をつける。
→医科歯科連携が重要になる。
② 20:25~今回の症例検討
基礎疾患:脳梗塞・右半身麻痺
ベッド上全介助
意識レベルむらあり、ケア遂行困難なときもあり
経口摂取も可能ではあるが、タイミングが合わないと誤嚥
現状:
毎日のブラッシングで白苔除去するが、翌日には真っ白に。
出血は時々あるため、このままブラッシング継続でよいか。しないと白苔ひどくなる。
意識レベルにむらあり、ケア遂行困難。含嗽できない。
奥様への拒否が特に強い。
栄養管理が不十分。
質問:
食形態、摂取量は?
→ゼリーやOS-1、1日1本飲めない程度。
→抜針リスクあり、点滴はやらない方針。
口蓋の付着は?
→痰の付着か。
頬の白斑?
→カンジダの可能性か
→ファンギゾンの処方は出ているが、含嗽が難しい。
→フロリードゲルへの変更を提案してみてもいいと思う。
→逆流の可能性も高い。
上皮のターンオーバーの可能性は低いか
→外からの付着の可能性が大きい
→歯垢は1日ではこんなにならない
口腔ケア中の出血は?
→この状態であれば炎症も考えられ、出血は予測される。
→スポンジブラシ+人工唾液
→オキシフルの使用
・痰が上がってきて、飲み込むこともできず乾いている印象ではないか。
・歯石ではないのであればブラシで取れる範囲ではないか。
以外と家族が飲ませていたパターン多い。→再度確認!
毎日看護師・ヘルパーで口腔ケア実施。
喉元で飲めなかったものの逆流か。
歯茎の発赤・腫脹
乾燥している口腔内はプラークが除去しづらい。
吸引器を使用しての口腔ケアはどうか。
In/outのバランスの評価。
嚥下機能に即したケアの方法を検討
不織布を使用しながらの口腔ケア
脱感作から始めて口腔ケアに繋げていくのはどうか
一歩引いてみるのはどうか。
◆次回(予定) 第13回飯塚姉妹 2021年8月19日(木) 20時15分~
議事録作成:訪問看護ステーションやごころ 野村
議事録確認者:飯塚姉妹
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