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- 第24回 飯塚姉妹 議事録
日時:2022年10月27日(木) 20:15~21:15
場所:ふれあい歯科ごとう・オンライン開催(ZOOM)
参加:吉川先生(島根県・歯科医師)、
笠原先生(諏訪市・歯科医師)、
神代(こうじろ)先生(島根県・歯科衛生士)、
佐藤先生(鹿児島県・訪問看護師)、
吉村先生(世田谷区・理学療法士)、
大川先生(世田谷区・訪問看護師)、
秋沢先生(調布市・訪問看護師)、
坂野先生(山梨県・歯科衛生士)、
増田先生(東京都・訪問看護師)、
倉持先生(茨城県・歯科衛生士)、
磯崎先生(東京都・介護)、
奥山先生(東京都・看護師)
小澤先生(東京都・歯科衛生士)、
貞方先生(長崎県・訪問看護師)、
蛯名先生、五島先生、藤巻先生、多川先生、増田先生、飯塚、野村
<前回症例の振り返り>
50歳代女性、乳がん、ステージⅢC、週1回外来化学療法
・4クール目から舌に口内炎出現、疼痛
・舌の痺れ
・味覚障害
・体重減少
・6クール目から口腔ケア時の出血
・市販のサメミロンを購入して塗布
唾液の減少→刺激物は避ける
甘いものなら大丈夫→甘いものを過剰に摂ってる可能性
水がだめ→白湯は?→人肌に温めた白湯は問題なし!
唾液分泌減っていて、乾燥してるから傷つきやすい
ハチアズレ処方依頼→医師にメモを渡していただき処方してもらった!
タフトブラシは平らな部分を磨くのは不向き。普通の歯ブラシとタフトブラシの併用を指導。柔らかい歯ブラシ(ウルトラソフト)を使ってもいいかも。
水での含嗽が辛かったら生食や白ごま油を使用してもいいかも
<今回の症例>
口底部癌頸部リンパ節転移の症例~在宅介入があるも口腔内に注意を払わなかった結果~
要支援2、男性
転倒をしないように活動量upを目指す介入をしていた
常食:奥様調理
ご家族:痩せていることを心配していた
食事内容記録
★咀嚼違和感あり
2ヶ月で10kgマイナス。
★会話時滑舌悪く、聞き取りにくい。口腔機能低下の恐れあり
本人は5~6ヶ月前から違和感があった(入れ歯が合いづらい)が、
問診等で捕らえられなかった。
3ヶ月目には緩和ケア病棟へ入院となった。
介入したそれぞれの職種が固まった考えで診てしまっていた。
口の中に注意を払ってもらいたい!
口臭に対して使うフラジールはどうやって使う?
→保険適用外。粉末にして塗布(ガーゼ交換のタイミングで)。臭いは軽減する。
看護師の実際はどう?
介護度が低いと口腔ケアの優先順位はなかなか低め
患者さん側のハードルも高め
食べにくい・体重減少で見ることが多いかな。
意識の問題
歯科サイド
注意を払ってもらいたい
1961年 看護の基本となるもの
看護の質は口腔ケア
リハビリ
来所時にうがいしてもらう→食残の有無チェック
歯科衛生士
口の中にはたくさんの情報がある
口腔機能向上加算(STでもNSでの可)
◆次回(予定) 第22回飯塚姉妹 2022年 11月 24日(木) 20時15分~
議事録作成:訪問看護ステーションやごころ 野村
議事録確認者:飯塚
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