日 時2024/5/10 19時半~
参加者:五島先生、渋谷先生、ぱく、伊藤、澤田、井上、稲山(書記)、島村
ゲスト:若林先生(リハ医)、川崎さん(ST)
<ST川崎さんへ>
嚥下力が低下している方への服薬提案
錠剤をゼリーなどに入れる、錠剤から粉への変更、溶かして飲ませるなど手探りで模索していますが、判断するポイントがあれば教えていただきたいです。
STは飲み込みを嚥下5期に分けて評価しているので、どの期に障害があるかによって変わってくる。薬剤を飲み込みにくい場合は粉にして、とろみやゼリーと一緒に内服して貰う事が多い。
STが行う評価ってどんなの?
MASAとか、M-MASA 退院時に看護サマリーに総合得点が載っている事があるが、どの部分の点数が低いのか詳細が分かりにくいので、改めて自分の目で評価することが大事
AMSD:発声・発語についての評価ツール
嗄声はモデル音声を覚えて何段階かのレベル分けをしている
<リハ医若林先生へ>
在宅で転倒しやすい患者さんの特徴と専門職へのつなげ方
スクリーニングのかけ方は、「最近転んだ?」と聞く
→1度転ぶとまた転ぶので、直近で転んでいる人はリスクが高い、PTに繋ぐのが良いのではないか
リハ栄養の側面から診断推論をするうえで、嗜好、ポリファーマシー、姿勢など様々な原因が考えられますが、まだ多職種での診断推論の体制が整っていない場合全てにアプローチすることは難しい現状があります。何から改善するべきですか?
また、評価までにどのくらいを要するべきですか?
薬の評価は大体2週間で見ている。臨床推論は先日の学会でも非常に人気が高かった、秋にまた書籍が出版予定。
他の職種1人でも良いので引き連れてチームを作ってミールラウンドすると良いのではないか
腎機能低下している方のたんぱく制限について
ステージ3Aまでで、たんぱく尿が出ていなければ基本は制限の必要なし
腎疾患の診断を受けていない方についても、たんぱく尿が出ていれば腎臓内科へ繋げるのが良い、たんぱく尿の有無はドラックストアのキットでも測定可
ステージ4を過ぎたら体重×0.8にするが、0.8でもリハと一緒に行えば身体機能向上もあり得る
次回日程
7/5(金)19時半~
GEST:渋谷先生(歯科医師)
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