第32回URUZO! 議事録
日時:2021年9月27日(月) 19:00~20:10
場所:オンライン開催(ZOOM)
参加:五島先生(ふれあい歯科ごとう)、袖井先生
村田(ヤマト・フードシステム)、渡辺(マルハニチロ)、
藤崎(日本介護食品協議会)、的場(ハウス食品)、三好(アサヒグループ食品)、阪元(明治)
<議事録作成>アサヒグループ食品→明治→ハウス食品→マルハニチロ
◆UDFの利用に関するアンケート
調査対象:医療・介護関連職種
調査時期:2021年7-8月
調査人数:N=22
目的:UDFの普及活動に対する下記問題点について解決方法を検討、既存資料の更新や新規資料の
作成を行っていく。
・在宅方面でUDFの認知度が伸び悩んでいる点。
・どのような状況で関連専門職種から在宅にUDFを紹介されているのかを把握しきれていない点。
・メーカーが提供・提案する情報や製品と指導(在宅)側が求めているそれらのニーズにギャップが
あるのではないかという点。
・UDFを紹介するためのツールには、チラシやパンフ、カタログ、HP等があるが、これらに掲載されて
いる情報は利用者(在宅)や指導者のニーズを満たすために役立っているのか(分かりやすいものと
なっているか)。
・どのようなデータやコンテンツが加われば、さらに指導しやすく(在宅でも理解や利用がしやす
く)、かつ被介護者に適したUDF製品を見つけ使用していただけるか。など。
【五島先生】
・このあたりで区分番号復活させた方が良いのではないか?間があいたので逆にしても良いのでは。
または例えばα・βなど一言で表せるもの。
・UDFショップを開店し売れるものはどんどん売っていく。
・学会分類とUDFは全く違うものであるという認識を伝えていくべき。
【三好さん】
・独居・老老介護のユーザーが多かったことが前向きな点。
・「価格が高い」については留意するが、商品ラインナップや品質の点から価格ダウンは難しい。
・セミナーなどUDFの情報発信は継続的にやるべきではないか。理解を深める目的。
・UDF区分と学会区分は咀嚼を考えるものと嚥下を考えるものでそもそも異なる。
・病院・施設のフォーマットは学会分類の方が算定しやすい可能性あり。互換表の必要性検討。
・ケースで買わなくてはいけないという回答があったが何個入りなのか?【袖井先生】
→アサヒグループ食品の場合は、入数は24個入りの中に6個入りの中箱が入っている。販売店への販売単位はメーカー側で決められるものではなく、主に卸会社が決めている。【三好さん】
・味の好みが合わないという意見があったが、アレンジレシピなどで工夫できないか。【袖井先生】
→味は相当美味しくなっている。物性を合わせるためにある程度は仕方がない。【五島先生】
→美味しくないという方(被介護者及び介護従事者含む)は、自身では食べたことがなく、昔の介護食のイメージから、美味しくないと思っている方もいる。【三好さん】
→テクスチャーの面で期待していた味や硬さとは違ったという点の可能性もある。【渡辺さん】
◆UDFマークについて
・UDFのマークは記号入りで+が増えるほど「かまなくてよい」に近づく⑤記号入りⅡが最も好評だった。(藤崎さん)
・記号で区分を入れるのがよいのではないか。(五島先生)
・ユーザーは区分について、ある程度フレキシブルに購入している。(三好さん)
◆宿題と今後の進め方
①【10月15日(金)迄】アンケート結果を考察し、各社の意見・見解を示す。
②【10月末まで】メールで方向性を打ち合わせ
③【11月1日(月)】今後URUZO!としてどのような活動をしていくかを纏める。
◆次回(予定) 第33回URUZO! 2021年11月1日(月) 19時~ オンライン開催
・アンケート実施後の進捗・回答内容等の確認。
議事録作成:株式会社明治 阪元直輝
議事録確認者:URUZO!
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